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2012年3月11日 (日)

ランボルギーニ50周年記念イベント「Lamborghini "50th Anniversary"」(名古屋市名東区 アウトガレリア ルーチェ 2012/3/10)

ものごとの価値を、通貨に換算してどのくらいと見積もるのかー?
その見積りと実際の売価が釣り合えば、代金を支払って、そのものごとについての権利を得るでしょう。
見積りが売価を上回れば、とても得した気分になるでしょうし、その逆であれば、売買契約を見送るのでしょう。

エアロスミスのコンサートのS席チケット、SMAPのコンサートのS席チケット。
どちらも同じ1万円だったとしても、人によってその価値の見積りはまったく異なるのでしょう。
少なくとも自分の場合は、前者に代金を払うことはあっても、後者にはまったくその可能性が無いと言えます。

2月のとある日、自動車関係のニュースサイトで見つけたあるイベントの記事は、冷めやらぬ興奮と若干の未練を再燃させるに十分でした。

愛知県名古屋市名東区にある、「アウトガレリア ルーチェ」という自動車関連のギャラリーにて、Lamborghini "50th Anniversary"-つまり”ランボルギーニ50周年記念”のイベントが、2月18日から4月30日まで開催される、とのこと。
その展示車両は、4台ー。

ランボルギーニ400GT
ランボルギーニ・ミウラP400SV
ランボルギーニ・ウラッコP250
ランボルギーニ・カウンタックLP400

ー凄まじい。
伊達に、50周年を謳ったものではない、身震いするようなラインナップです。
ランボの歴史上で最も多く売れたモデル、ガヤルドでさえ、その姿を見ることは稀と言えることを思えば、クラシックの範疇に入るこんなモデルを一度に見られる機会は、ランボファンにとってはこの上なく貴重です。

まずは400GT。
フツーの人は、「何じゃそりゃ?」となる位にマイナーな存在。
ミウラ以前、つまりまだランボルギーニが有名ではなかった頃のモデルで、350GTに続く生産車としては2番目のモデル。

一つ飛ばしてウラッコP250。
漫画「サーキットの狼」において、影法師のリーダーが乗ってた…というのはむしろどうでも良いのですが、北米市場に向けた、スモールサイズのスポーツカーとして開発されたモデルがウラッコ。
要するに、ポルシェ911のマーケットを狙っていたわけです。ミッドシップにV8エンジンを搭載しつつ、2+2の4名乗員を確保したあたりに明確な意志を感じますね。
ベルトーネのデザインによるウェッジシェイプが美しいですが、残念ながら販売は好調とは言い難く、その後2シーターのシルエット、ジャルパに生まれ変わって行きます。
排気量により、P200,P250,P300の3タイプがあって、P250は最も生産台数が多かったタイプ。
売れなかったのは、スピードメーターとタコメーターが、インパネの左右の端に配置されてたためです?!

そして、キング・オブ・スーパーカー、カウンタック。
LP400は、最初期の生産型で、最もオリジナルのデザインに近いモデルです。ウィングもオバフェンもありません。
その希少性ゆえに、ヤングジャンプにて連載中の、梅澤春人氏による漫画「カウンタック」でも、主人公の愛車になっていたりします。
「羽の生えたカウンタックなど嫌いだね」などと言ってたのは、スタンツァーニだったか、ダラーラだったか、それともウォレスだった?!
そんなコトを言っても、冷却性能も空力性能も劣悪だったんだから仕方ないじゃないすか、なんて言うのは野暮なのでしょう。

・・・そして残りの1台は、もはや説明不要でしょう。
ミウラ、P400”SV”です。
1月に富山で見たライムグリーンのミウラは、P400Sを改造したものでしたが、何しろ今回はランボルギーニ・ジャパンが協力!!オリジナルのSVに違いない!!・・・ハズ。
イヤ正直、喜び勇んで出掛けてみたら、同じ個体だった・・・なンてコトになったらどうしよう、とか思っていたのですが、幸いにも、会場となるギャラリーのWEBサイトにブログが設けられていて、展示車の実車写真があったので一安心;
車体色はイエローだし、何よりも!!
リアタイヤとホイールアーチとの距離が、明らかにグリーンのミウラよりも少ない!!!!
嗚呼、今度こそ、正真正銘のオリジナルSVに逢えるのかも知れない。。。

さて。
私が今居るのは富山県です。
そして。
会場があるのは愛知県名古屋市名東区です。
なぁんだ、同じ日本じゃないですk(><;)☆\バキッ!

えっとですね。
平面的な地図で見ると、富山と名古屋って、割と近めに思えるんですね。
ところが、日本海側の富山と、太平洋側の名古屋との間には、高く険しい山がある。
鉄道で行こうとすると、まっすぐ高山本線で下るより、電車の特急と新幹線で、米原周りで行く方が早かったりするんですね。
つうか、どンだけ時間とお金がかかるんでしょうwww
鉄道で、マトモに新幹線を使うと片道1万円超。ゆっくり直通の特急でも約8千円。
もっとのんびり、高山本線で、ようやく片道7千円。
って、さすがに無理。
・・・そうだ、バイクで行くんだ!!
今では、北陸東海道路だか何だかで、ストレートに高速道路を使って行けるようになっていたハズ。
調べてみたら、距離にして片道約250km、高速道路の通行料金が4400円。
今ではETC割引は半額のみなので、2200円、だ!!
往復で約500kmの行程、普通に考えて1日の移動距離としては限界に近いけれど、ほぼ全てが高速道路なので辛うじて許容範囲。。。かな???
片道3時間の往復移動、結構大変なのは目に見えているけれど、走行距離が稼げるし、初めてのルートなのでそれなりに楽しいはずー。

などと思っていたら。
あるやんごとなき事情によって、日程が、もう3月10日しかない!!!
という状況になってしまいました;
イヤまあ3月11日でも良いのですが、500kmツーリングの翌日は休養したい、と考えたら土曜日の方が良いので。
ところが、その日が近付いてくるにつれ、より確度を増すはずの天気予報が、何ともかんとも、悪いのです。…土曜日は、どうしたって名古屋が雨。日曜日は、どうしたって富山が雨。そのうち中間の岐阜が雪の予報になったりして、もう心が折れそうです。。。

そこで思いついたのがー。
高速バス!!
名古屋-富山間も運行していたハズ、と調べてみたら。。。
な~んと、日に複数便走ってるし、おまけに往復だと7300円?!
冷静に、バイクでの経費(ガソリン代+高速代)弾いてみると…
高速バスの方が安い。。。orz

この事実に気付いた時には、既に適当な便は満席になっていたのですが、しつこく空席状況を確認していると、2日前に空席発生!!
ということで、3月10日土曜日、名古屋日帰りの旅、決行です!!

富山駅前から、9時45分にバス乗車。到着は13時35分なので片道3時間50分のバス旅行です。
結局天気は、富山が曇り時々雪、名古屋は曇りという予報に。結果として、バイクでも行けたんじゃないの?とも言えますが、時々雨も降ったし、途中の岐阜県の山の中はまだ雪まみれだし、バイクだとかなり精神的な苦労も多くなって、リスクは高かったと思います。。。

時間通りに名古屋駅前の名鉄バスセンターに到着。案内板を頼りに、地下鉄東山線を探して乗車、本郷駅を目指します。約30分後、東名高速沿いの駅で下車、駅構内の地図で位置関係を確認して、アウトガレリアルーチェへ。WEBでは、本郷駅から徒歩20~30分とありましたが、早足が自慢なので、15分で到着!!!!

アウト ガレリア ルーチェ
〒465-0053 名古屋市名東区極楽1丁目-5番 オリエンタルビル極楽NORTH2F
イベント期間中、午前12時~午後6時 休館日 月、火曜 (祝祭日覗く)
http://www.luce-nagoya.jp/Top.html

1階はゲーム屋さん、ギャラリーは2階のようですが。。。隣には、ミニカーショップもあるようです。こんだけのイベントを何故無料で出来るのか、不思議に思ってたのですが、本業はミニカー販売?!

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ほぼ想定通りの14時30分、階段を上がって2階に入ると、真正面に、イエローのランボルギーニ・ミウラP400SV!!!
とうとう、自分の眼で確かめることが出来ました。
本物のSVが持つ、非常にグラマラスなリア造形。
美しい!!!そして、格好いい!!!!!

数十年間、焦がれて焦がれて、どうやっても逢う機会を見つけられず、それが今年になって急に2回も(1回目は改造SVでしたけど)お目通りが叶うとは。。。本当に人生とは、先が分からないものです。

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自分が入場した時には、他のお客さんは1名のみ、すぐにミニカーショップの方に行ってしまったので、何とも贅沢な、”二人だけの時間”を過ごすことが出来ました。
…イヤもちろん、会場の担当者はいらっしゃるのですが。
富山のイベントでは、お客さんが多くて、純粋にクルマだけの写真って撮るのが難しかったんですよね。
今回は、クルマの側に設置された柵がやや邪魔でしたけど、撮影環境としては周囲の壁のディスプレイも含めて、とても良かったです。
難点を挙げれば、やや暗めの会場でスポットライトが使われていたので、明暗のバランスが難しいこと。富山では、全面これでもかと明るかったので、あまり悩まずに済みましたが、今回は普通に撮影すると、明るい部分で白飛びが発生してたりして、マイナス0.3露出を補正した写真の方が、結果的には良かったように思います。

ミウラSVについては、もう何も言いますまい。
”本物”のSVのリアとは、こういうことです。

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ところで、ヘッドライト周りの処理が、何だか珍しい感じに。帰ってネットの画像などを見てみましたが、こんな風に”上下セパレート”に見えるものはありませんでした;;

他の3台についても、”観られて良かった”と思います。
カウンタックは、やっぱりこの初期型がすっきりして美しいですね。
前回富山で見たLP400Sは、既に”やり過ぎ”感があるような。

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ウラッコは、何とも懐かしい「シーサイドモーター」のステッカー付き。
いかにもベルトーネらしいウェッジシェイプのボディ、ミッドシップで4人乗りという野心的なコンセプト、良いです!!

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初めて見る400GT2+2、ミウラより古いとは思えない、素晴らしいコンディションに驚愕。。。
創業者のフェルッチオ・ランボルギーニは、どちらかというとラグジュアリーな路線を好んでいたようで、イメージとしてはアストン・マーティン的なベクトルだったのかと想像しています。この400GT、そしてイスレロやハラマあたりが、その思想の具現化だったのでしょう。
ミウラやカウンタックは、フェラーリからの造反組が、ある意味ランボ社を利用して、エンツォの鼻をあかすための目論見だったのでしょうが、トリノショーでのミウラのあまりの反響の大きさと、それに応えて量産化を決定したことが、現在まで続く「スーパーカーのランボルギーニ」の地位を決定づけたのです。

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1時間ほどクルマを見続け写真を撮り続け、一息入れるために物販コーナーへ。
ランボのミニカーとか書籍とかが並べられています。
ミウラのミニカーというのは、実は非常に数が少なく、ミニカーの大半はディアブロ以降のモダンランボでした。
数少ないミウラのミニカーは、「既に持っている」ものか「持ってないけど高くて買えない」ものばかりでしたが、唯一、どうにか買えそうで出来の良いミウラを、見つけてしまいました。。。
メーカー名は、EG、とあります。EDISON GIOCATTOLI…正直、知りませんでしたが、1/43としては非常にバランスの取れた造形で、色もグレーメタリックという珍しい色。しばらく悩んで、最初から買うつもりだったこのイベントのオリジナルDVDと一緒に購入してしまいました。
物販コーナーでミニカーを手にした途端、会場の担当者が飛んできたので、触ってはダメだったのかとビクーリしましたが、手の届かない商品があれば出したりとか、そういう対応のために来てくれたようです;;

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会場には、実車の他にも、カタログその他の展示物が置かれていました。
SVのカタログも実物を見るのは初めてでしたが、何より驚いたのは、ジャン・パオロ・ダラーラ、マルチェロ・ガンディーニ、パオロ・スタンツァーニの名刺が展示されていたこと!!!(マルチェロ・ガンディーニはサインまであった)…通過ぎる。通過ぎて、フツーの人には有り難みわかんな過ぎる。(あ、壁面に書かれたランボルギーニの歴史に、ちゃんとそれぞれ名前出てたな。)

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その後、お客さんが数人ずつくらい入り始めて更に数十分、帰りのバスの時間もあるので、あまりのんびりともしていられません。
何とかバスは取れたとは言え、それなりに鑑賞時間の取れる最低限の便という意味です。
時間さえあれば、いつまでだって見ていたいのですが、後ろ髪を引かれつつ、16時10分、会場を後にしました。

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今回は、カウルの開閉などはしなかったので、ミウラのシャシNOは不明です。
つうか、それが普通。
個人のオーナーからの借り物とのことだったので、流石に担当者にシャシNOを聞くのも失礼かと;

来た道を逆に辿って、18時20分のバスで名古屋を発ち、22時10分、これまた予定通りに富山に戻って来ました。
帰りのバスは空いていたので、4列シートの2列分を一人で使うことが出来たとは言え、日帰りでの名古屋往復、2時間近く立ちっぱでのクルマ鑑賞、さすがに身体へのダメージは大きく、翌日は身体がバキバキでした。。。
それでも、もう一生叶わないかもと思っていた、本物のミウラSVを見ることが出来たので、この程度の時間と費用なら安いもの。嗚呼、我ながら、途方もないミウラ馬鹿ですね。。。
ともあれ、これでもう、思い残すものは何も無し。明日死んだとしても、我が生涯に一片の悔い無し、です!!

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